眉の整えかた(男性)

眉を整えよう

眉は顔の印象を大きく左右する重要なパーツです。そして顔の良し悪しを決めるポイントはほぼ目元にあると言っても過言ではありません。鼻、あごなんかはその次です。眉を上手く整えることができれば目元の印象アップ＝顔自体を良く見せること、が可能になります。

今まで眉の手入れを全くしていなかったという方は挑戦してみましょう。大幅なイメチェン効果が期待できますよ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

手入れの基本

まずは眉間の毛を毛抜きで抜いていきます。つながって見えてしまうのはヤバイので、眉間の毛は残さず処理しましょう。次に眉の周りのムダ毛（一本だけチョロッと生えている毛やうぶ毛）を抜くか眉用カミソリで剃って処理します。

これで眉周りがスッキリします。ここまでは共通ですが次は眉の濃さ別に解説していきます。

濃い眉の方の場合

まずは眉用のハサミを使って長さを整えましょう。眉用のコーム（櫛）でとかしてから、すくい取り、コームの間からはみ出した毛を切って長さを均一に、短くします。

それでも濃いという方はハサミでしっかりすいていきます。毛と毛の間に隙間が出来るように、まんべんなくはさみを縦に入れていきましょう。ちなみにハサミを寝かしすぎると広範囲の毛が一気に無くなって失敗しますので気をつけて下さい。

また、濃い眉の方は髪を明るくすると眉の黒さが目立ち、アンバランスな印象になりがちです。このような場合は眉カラーが有効です。市販のカラーリング剤を綿棒を使って眉に塗り、アルミホイルなどで押さえて５分ほど放置したら洗い流します。カラー剤は液状の物は避け、目に入らないようにくれぐれも注意して下さいね。もし、自分でやるのが怖いという方は眉カラーのメニューがある美容院でやってもらいましょう。

※ちなみに眉カットのメニューがある美容院もあります。

薄い眉の方の場合

茶、または灰色のアイブローを使って眉を書き足していきます。コツは塗るのではなく一本一本書き足すように書くこと。また、仕上げはブラシを使ってぼかすと自然な感じになります。

それでも眉がまばらすぎてカバーできない、という方は眉用のマスカラを使いましょう。女の子のまつ毛用マスカラのように、一本一本を太く見せることができます。透明のものなら男でも自然な仕上がりに整えることができますよ。

眉の形を変えて目力を上げる

さて上記の説明は眉の手入れの仕方についてでしたが、ここでは目元の印象をキリっと、シャープでかっこいい眉の作り方を紹介します。

　　　　　　

この形を目指します。雰囲気をつかみ易いように顔全体の絵も用意しました。今回は男らしいこのストレート眉を目指してみましょう。見よう見マネでやっても良いのですが、下に眉タイプ別の整え方が書いてあります。赤で書いてある場所が書き足すところで、水色で書いてあるところが削るところです。また、わかりやすくするため少し大げさに描いてありますので実際に挑戦する時は慎重にやってみて下さい。あと、明らかに書いてる、って感じに不自然にならないように気をつけて下さい。まぁ、そこは慣れでなんとかなります。

 

 

 

●眉頭が薄い　　　　　　　　　

上記に当てはまる人は目元の印象がボヤけ、顔全体の雰囲気もボヤけがちです。キリっとした症状に変えるには、Ｖ字を描くようにシャキっと茶か灰のアイブローで眉頭を書き足して下さい。普通の人でもこれをやるだけで表情がかなり引き締まるのでやってみてはいかがでしょうか。書き足したら、ブラシで少しぼかすと自然な感じになりますよ。明らかに書いてるってばれない位のぼかし加減に調節してください。

 

●目と眉の間が離れてる人

上記に当てはまる人もやはり理想型に比べると間の抜けた雰囲気が出てしまいます。この場合はアイブローで眉下を少し書き足し、目と眉の間を埋めて下さい。もし眉が太くなり過ぎるようなら上をカミソリで少しだけ削ります。また眉尻は少し長めに書き足し、伸ばすようにすると良いです。

●眉が下がっている人　　　

このタイプはなんだか情けない雰囲気が出てしまいます。眉頭の上を削り、下を書き足す。眉尻の下を削り、上を書き足すことで緩和することができます。図は少し大げさですが、ここまで眉が下がってる人もいないと思うので実際はここまで削らなくてもいけると思います。